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http://www.anitube.se/video/38997/Porco-Rosso-Filme


あらすじ
『紅の豚』(くれないのぶた)は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品。アニメーション映画として1992年7月18日から東宝系で公開された。
監督は宮崎駿。前作の『魔女の宅急便』に続いて劇場用アニメ映画の興行成績日本記録を更新した。

世界大恐慌時のイタリア・アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空賊(空中海賊)と、それを相手に賞金稼ぎで生きるブタの姿をした退役軍人の操縦士の物語。第一次世界大戦後の動乱の時代に生き、夢を追い求める男達の生き様を描く。


元々は、日本航空での機内上映用として製作が開始されたが、長編化したため、劇場作品へと変更された。このため、劇場公開より先に日本航空国際便機内で先行上映され、劇場公開後も機内上映は続けられた。なお、2007年9月に、日本航空国際線機内(一部機種をのぞく)で「紅の豚」の再上映が行われると発表された。


原案は、月刊誌『モデルグラフィックス』の連載漫画記事宮崎駿の雑想ノートの「飛行艇時代」からで、本作はそれを膨らませたものである。生家が航空機産業に関係していたため、幼い頃から空を飛ぶことに憧れていた宮崎が、自分の夢として描いた作品である。宮崎自身がその演出覚書において、「疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のためのマンガ映画」にしたいと記している。本編制作中にプロデューサー鈴木敏夫の製作した宣伝用予告映像は、過激な空戦シーンを中心に繋いだ戦争映画さながらのものだった。まるで本編と方向性の異なるイメージで作られたそれに対し、宮崎は猛烈に怒ったという。


加藤登紀子が主題歌とエンディング曲を歌うと共に、声優としても出演している。
映画冒頭で、宮崎駿が手掛けた、日本テレビのマスコットキャラクター「なんだろう」が画面に登場し、日本語とイタリア語、韓国語、英語、中国語(簡体字)、スペイン語、アラビア語、ロシア語、フランス語、ドイツ語の10か国語の字幕で背景を解説する。


作品世界は上述の通り、自らの趣味を反映し、同時にそれまでの「子供向け」から同年代に向けた作品となっている。一貫してアニメを児童のために作ることを自らに課してきた宮崎にとっては、製作後も是非を悩み続ける作品となった。一方で「イタリア人すら忘れてしまった航空機を復活させたり、存在しない空軍を出せたりしたことは道楽としては楽しかった」とも語っている。また、借りぐらしのアリエッティ製作時のインタビューで「紅の豚の続編をやりたい」、「題名は「ポルコ・ロッソ 最後の出撃」」と語っており、宮崎の思い入れが非常に強いことが伺える。


他のジブリ作品同様に『金曜ロードSHOW!』で繰り返し放送されており、宮崎が長編アニメ製作からの引退会見を行った2013年9月6日には当初の放送予定を変更して急遽オンエアされている。


時代背景

第一次世界大戦で戦勝国だったイタリアだが、扱いは敗戦国と大差は無く、国民から栄光無き勝利と呼ばれるまでに経済が不安定になっていた。この物語は世界恐慌によって国民生活は破綻寸前の荒廃と混沌の時代が舞台となっている。


作中表記に拠ると1929年以降の物語である(大恐慌のヨーロッパへの本格的な波及は1931年以降)。1922年にローマ進軍によって政権を掌握していたムッソリーニのファシスト党の独裁下の物語で、当時の様子が比較的忠実に再現されている。また、この当時一世を風靡したアニメーション、ベティ・ブープに似た映画が登場する。カーチスが『ローン・レンジャー』(ラジオドラマ版の放送開始が1933年)の名台詞「ハイヨー、シルバー!」と言うシーンがある。劇中歌「さくらんぼの実る頃」は、パリ・コミューン時に生まれた歌である。パリ・コミューンは労働者革命によって建てられた政府であり、『紅の豚』の『紅』に、共産主義を象徴する赤のニュアンスが含まれているが、作品中にそれを強く連想させる場面は無い。作品名に含まれる「紅」とは主人公が操縦する機体色が基であり、国家対抗の色合いが強かった当時のカーレースにおけるイタリア人レーサー搭乗車のボディーカラーは「ロッソ・コルサ」(イタリア語で「レーシングの赤」)、「イタリアン・カラー」と呼ばれていた(イギリス:緑、フランス:青、ドイツ:黒)。



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